創建は詳にしませんが、当社が貝塚の上にあり、又南東一帯が
主祭神は、
その他にも、「長尾七宮」と称する近隣の氏神さまを奉斎しているお社に、大山祗命・豊受姫命・日本武命・菅原道真公・菊理姫命・火結乃命・大物主神もお祀りしています。
承久の変(1221年)後、山城国醍醐より代官として、岩田氏が当地に来て、当社を「城内・領内鎮護の社」と定め、「長尾城」を構築し、その城内一画の社として祀られて、それ以来代々、この地の安泰と発展を祈願し続けられて来た歴史深いお宮です。
ご例祭日は、4月15日直近の土・日曜日。御山車が各地区より6輌奉納され、地域を挙げて盛大に行われるお祭りです。境内での曳き込み・曳き出しの勇壮さは、その名を馳せております。
江戸初期には、
又当社は、古くは仲秋の名月に祭礼が執り行われており、境内に集まった多くの文人墨客が和歌を詠んだ、月の名所でもあります。その時に詠まれた和歌の一部が、当社本殿に奉納されております。その和歌の一つに「八雲立つ 出雲武雄の猛々し身に澄み渡る 月詠み之森」とあり、この和歌より当社は別名「月詠み之森」と呼ばれています。
鎮座地の町名である「武豊」とは、明治11年に、旧長尾村の当社“武”雄神社と隣の旧大足村の“豊”石神社の両氏神の頭文字を取ったものであります。
社名 | 武雄神社(たけおじんじゃ) |
祭神 | 須佐之男命(スサノオノミコト) |
等級 | 4級社 |
宮司 | 岩田 孝夫 |
住所 | 〒470-2332 愛知県知多郡武豊町字上ケ8 |
電話番号 | 0569-72-0631 |